【院卒が有利?】大学の就職推薦事情(理系)

大学の理系の就職事情について。

文系であれば、企業にひたすら応募して、何社も何社も面接して大変な就職活動を行います。

しかし、理系に関して言えば(あくまで工学部)、学校推薦というものがあります。

学校推薦とは

さてその学校推薦とは何か。

大学の工学部には、企業側の方から「あなたの大学の学生に、うちの会社に就職して欲しい」という求人がたくさん来ます。

例えばトヨタが○○大学に求人を依頼した場合、トヨタを志望する学生が求人人数の範囲内で推薦状を持ってトヨタの就職活動を行うことが出来ます

推薦状をもらえた学生は、学校からトヨタで働くにあたって適切な学生ですと推薦を受けた学生になるということです。

推薦を受けた場合どうなるのか

ある企業について大学内での推薦枠を得た場合どうなるのか。

これは企業によって様々ですが、「推薦枠=内定ゲット」の企業がマジョリティです。

ただ、あくまでマジョリティなだけです。大きな会社で言うと、Panasonicなんかは「推薦状=受験票」なんて言われておりますし、トヨタなんかもイコール内定ゲットではなく70%程度の合格率です。

ポイント
推薦状ゲットで内定に大きく前進!ただしそうでない企業もあるので注意。

推薦枠の場合採用方式は違うのか

さて、推薦状があると試験や面接の流れは違うのかどうか?

これは企業によってまちまちです。

推薦状による内定が確定していても、一般の応募者と全く同じ採用スケジュールをこなすところもあれば、推薦枠の人は途中からの採用スケジュール、もしくは全くの別スケジュールで行われることもあります。

ポイント
採用方式スケジュールは企業によりバラバラ。

推薦枠の取り方は

さて、企業の学内での推薦枠の取得方法ですが、どのようになっているのか。

就活が始まる頃に、大学側から志望する企業上位3社程度を記入して提出するように求められます。

もちろんそれは必ずしも希望通りになることはなくて、大学や学科、さらにはその時の就職担当の方の方針によるところがありますが、基本的には「成績順」に振り分けされていきます。

成績が良い人から自分が希望する企業の枠を取っていくのです。もちろんそれで確定ではなくてそこから相談等で決まっていきます。

ここにタイトル
成績順に企業を選ぶのでテストや院試はしっかり取り組もう!

学部生は院生の最下位以降の選択権

さて、ここで、大学院の2年生と大学4年生の場合比べる基準が違うじゃないかという話が出てきます。

そもそも大学院生しか取らないよという企業もあります。みんながよく知る大企業なんかはそういうことが多かったりします。

 

では、院卒でも学部卒でも構いませんという企業についてですが、学部生については、推薦枠を希望する選択権は院生の最下位以降のところが多いように思います。例えば院生の推薦希望者数が大体150人だとすると、学部生は150番目以降になります。

大学院まで進学して授業料を支払っているから優遇されるのは当たり前と取るべきなのでしょうか、もし学部生で優れた成績を取っていたとしてもこういう選択権システムのところがほとんどだと思います。

ポイント
学部生は院生の後回しであることがほとんど。学部生はよく考えて進路を決めよう!

では一般枠で・・・

「学部で大きい企業に就職したい!」という人はそんな時は一般枠で応募するほかありません。

ただし、理系企業での一般枠というのは大変厳しいものになっています。そもそも推薦枠を大学に設定していないSONYみたいな企業であれば、みんなが一般枠なので特に不利などもありませんが、求人を大学に出している(推薦枠を)使用している企業は想像以上に推薦枠の人数が多いのです。

例えば私の以前勤めていた会社でいうと、採用100人に対して推薦での採用が90人ほどでした。なので一般応募で内定をもらえる人数は10人です。これは極端な例かも知れませんが、推薦を利用している企業については採用枠の半分以上は推薦枠ですでに採用が決まっている、奪われていると考えたほうが良いかと思います。

ポイント
icon-times-circle 学校推薦を受け入れてる企業は純粋な一般枠は少ないので注意

結論

ということで、時間と金銭に余裕があるのであれば、大学院まで行って推薦枠を勝ち取るのが最も効率的かなと思いますので、特に自分のスキルに自信があったり、どうしても今行きたい企業がない場合はモラトリアムとして大学院に進学することをお勧めします。