【就活】社会人6年目が思う学歴フィルター

先日、就活のある会社説明会で

帝京大学で申し込むと満席だけど、早稲田大学で申し込むと空席ありになる

ということが話題になっていました。いわゆる学歴フィルター。
『こっから下の大学は説明会にすら来ないでね』というフィルターです。つまり受けても採用しないよというものです。

 

私が就職活動をした大学院1年生の今頃にも似たようなスレが立ってまして、当たり前でみんな知っているものなのかと思っていたので話題になってちょっとビックリしました。

 

 

今回は話題の「学歴フィルター」について社会人6年目という目線で書きたいと思います。

ちなみに大卒であれば実際の定義上は同じ学歴ですが、この記事については入学偏差値が高い大学に在籍している(いた)ことを学歴が高いとします。

大企業に属する社員の出身大学

まずは私が以前勤めていた企業について。

総資産額 40,000億円以上
従業員数 13000人以上

他の記事を見ていただけたらどの業界か分かると思いますが、ホワイト中のホワイトの人気企業です。

では、社員の出身大学はどうなっているか。

理系同期

理系の場合は、地方の大学でも推薦枠がありますので、そこまで学歴フィルターを感じることはありません。

ただ、推薦枠の数は大学によって大分差があります。
学閥トップの旧帝大が20人程の枠ですが、他の地方国立大学は1~2人程度です。これを学歴フィルターと言ってしまえばそうなのですが、学校に来る推薦枠の数にどうこう言う理系学生はあまりいないように思います。

文系同期

推薦枠などない文系の同期の出身大学ですが、旧帝大(学閥トップの大学)が4割、その他の旧帝・一橋で2割、早慶で1割、その他有名私立(同志社・上智クラス)1割、その他地方大学・スポーツ枠2割といった感じでした。

最後のその他地方大学ですが、地方2番手レベルの大学(金沢大、筑波大、首都大、横国大、広島大、岡山大、熊本大)までで、それ以下の国公立大学は見事なくらいにいませんでした。
地方大学出身者がいたらコネじゃないかと噂されるレベルの超高学歴集団。

 

どう考えても学歴フィルターはあります。

面接まで地方2番手以下の大学まで残ってたらもう少し割あるはずですもんね。

多分他の大企業もこれくらいの感じじゃないかなと思います、特に事務系総合職は。
※企業規模が大きくなるにつれフィルターは少し下がるイメージはあります。

学歴が高い人は仕事もできるのか

まざまざと現実を叩きつける学歴フィルターですが、実際に学歴が高い人は仕事ができるのか?社会人6年目、2社経験している私の見解を。

学歴が高い人はやはり頭の切れが違う

社会人6年目にもなると、いろんな出身大学の人と出会って仕事をしますが、この人キレ者だなと思う人はやはり自分より偏差値の高い大学を出ていることがほとんどです。

逆にこいつには負けないなと思う人は、自分の出身大学より低い偏差値の大学出身であることが多いように感じます。

 

新入社員の頃は簡単な業務ばかりで大して頭も使うこともありませんが、6~8年目にもなれば中堅となり、ある程度大きな仕事や0から1を生み出す仕事が出てきます。

その時に、地頭の差を露骨に感じるようになってきます。地頭の差とは何か。それは物事・事象を理解するスピードです。出身大学で圧倒的に違います。このスピードは大学の偏差値にある程度比例しているのを私は体感しております。特に東大、京大はそれ以外と露骨に違います。

また、私は転職して2社目の会社にいるのですが、上に書いた会社から2段階ほど社員の出身大学のレベルが下がった会社ですが、露骨に人材レベルが低いです。

高学歴でも仕事出来ない人はいる

よくある論調ですが、確かに高学歴でも仕事ができない人はもちろんいます。

実際私の同僚にも高学歴なのに、高卒の人から罵られる人がいます。

コミュニケーション能力がないだけでなく、頭のキレも本当に大卒かと思うような人です。そんな人もいます。でも、下のツイートが模範解答だと思います。

学歴が高い人が全員仕事が出来る訳ではありません。仕事が出来ない人も一定数います。

ですが高学歴の人達の方が仕事が出来ない人が多いってデータありますか?多分どの学歴層で切り取ったって、この論者が言う仕事が出来ない人というのは同じ割合いると思うんです。

そうであれば上振れ値が高い頭のキレる高学歴を上から順に採用した方が良いのは自明です。

 

 

場違いな企業に就職してもついていけない

学歴フィルターを喰らった人は、おそらくその企業に就職したとしてもついていけないと思われます。

先ほども申したように仕事が出来ない人(回すのが下手な人)もいますが、会社はその人たちが中心ではありません。

仕事もうまく回せてコミュ力もあって学歴もある(頭も切れる)人達が組織の中心です。

コミュ力がなく仕事を回すのが下手な人は採用側からすればハズレくじです。

ハズレくじよりは出来ると言われても、お、おう、としか言いようがありません。

キレッキレの人たちの中で仕事をすればするほど頭の差を痛感することは間違いありません。

 

学歴フィルターは上のツイートにもあるように優しさです。仕事って頭をそんなに使うことないって、私も今でも思いますが、細かいところで頭の差はやはり出てきて、それが目に見える差になってきています

実際大企業に就職している同じ旧帝大出身の友人達ですら「周りが賢くてついていけない」だの「上司の頭の回転についていけない」等ぼやいたりするのを聞きますよ。

 

まとめ

まとめ学歴フィルターはあって当然

上述した通り、学歴の差、スペック差というのは仕事を行っていくうえでちょこちょこ感じます。

他のカテゴライズ、例えば性別や学生時代の活動内容、部活等で仕事の出来に偏りがあるかと言われればほぼありません。(体育会系の人が粘り強いのはあります。だからこそ体育会フィルタもある。)

 

少なくとも私が6年間働いた中で仕事の出来と相関が一番取れるのは学歴だなと強く感じます

学歴フィルタが必要かどうかというよりも、フィルタとして学歴を選ぶのは妥当という結論になりますかね。人事は何千何万ものエントリーシートを見れるわけはないですし、会社も実際採用実績のある大学の学生に説明会を受けてほしいわけですから、フィルタ自体が生まれてくるのは仕方ありません。そのフィルタが学歴になるのは私の経験上は妥当かと。

 

学歴フィルタを批判している人は、自分をそれ以外のフィルタで評価してほしいわけで、それは新たな○○フィルタが生まれてきています。
学歴フィルタを批判する人は、むしろなにのフィルタなら文句ないの?と不思議なところ。

 

今回話題になった件については、「満席」という嘘の表示が良くなかったと言えますね。明確に参加資格等で謳っていれば問題はないのですが、それはそれで学歴コンプの方々によって炎上させられてしまいますからね。難しい問題です。

学歴フィルターなんてものを高校生の頃から知っていれば、もう少し勉強のモチベーションが上がって頑張っていた高校生もいたかも知れませんね。

もし高校生がこの記事を見ていたら、フィルターにかけられることのないように勉強しておきましょう。